Audience Networkのパフォーマンスを最適化する

Audience Networkは、Facebookの強力な広告プラットフォームを利用してアプリから収益を得るのに役立ちます。この広告プラットフォームには、Facebookが利用している、利用者のデータに基づいたターゲット設定、効果測定、リアルタイム最適化などの機能があります。ビジネス目標の達成にさらに役立つよう、Facebookはアプリの配置ごとにCPMまたはフィルレートのパフォーマンスの優先順位を設定できる新しいツールを導入しました。

現在、インスタント記事ではAudience Networkの最適化ツールをご利用いただけません。

Audience Networkの下限価格

Facebook広告と同様、Audience Networkには下限価格があります。これにより、落札価格が一定の金額を超えた場合にのみ、利用者に広告が表示されます。下限価格を設定した理由は、広告の関連度やパフォーマンスを最大にし、パブリッシャー、広告主、利用者の利益になるエコシステムの改善につなげるためです。

パフォーマンス最適化ツールは、ターゲット層に配信される広告の下限価格を調整することにより機能します。ツールが変更されると、CPM、フィルレート、パブリッシャーの設定に応じた配置ごとの収益の全体に影響します。

CPM最適化

[CPM最適化]を選択して、配置の下限価格を上げます。これにより、インプレッション当たりの平均収益は増加しますが、フィルレートは下がります。

CPMを最適化する設定では、ターゲット層に対する下限価格を上げることで、インプレッション当たりの平均収益が増えます。同じ利用者の組み合わせ、地域の組み合わせ、インプレッション数が使われる場合、対象となるターゲット層の規模が小さくなるため、結果としてフィルレートが低下し、収益も減少することがあります。

上級者向けヒント: ウォーターフォールでAudience Networkの順位を上げ、なおかつCPMの最適化も行ったパブリッシャーでは、CPMと収益が予想よりも増加しました。Facebookでは、このモデルをバナーやインタースティシャルのフォーマットに使用することを強くおすすめします。

この設定でのベストプラクティス:

  • バナーとインタースティシャルのフォーマットを使用する
  • ウォーターフォールの最上部にAudience Networkを配置し、最も価値の高い利用者に確実にターゲットを設定する
  • バックフィルのデマンドソースを持つ配置のみを使用するこの設定はネイティブの配置にはおすすめしません

CPMとフィルレートのバランス

Audience Networkのデフォルトの下限価格を使用するには、[CPMとフィルレートのバランス]を選択します。

CPMとフィルレートのバランスを取ることで、すべての広告が、Audience Networkのデフォルトの下限価格計算式の対象になります。これで、アプリとターゲット層によりCPMが決まり、このCPMに基づいて優れたフィルレートを得られます。新しいバナー配置やインタースティシャル配置の場合は、すべてこの設定を使用し、パフォーマンスについての基準値を得てから調整を行うことをおすすめします。

フィルレート最適化

[フィルレート最適化]を選択して、この配置の下限価格を削除します。これによりフィルレートと収益が最大化しますが、平均CPMが低くなります。

この設定では下限価格が削除され、入札額が$0.00を超える広告でリクエストに応えます。フィルレートを最適化すると、需要があればAudience Networkがその広告リクエストに応え、最大の収益につながるようにします。

: 需要曲線が低くなる位置の広告リクエストに応えても、価値の高いターゲット層が落札CPMの低下に気づくわけではありません。むしろ、下限価格が削除されるために、すべてのリクエストで得られる平均CPMが低くなります。

この設定でのベストプラクティス:

  • ネイティブ配置のデフォルト設定をそのまま使用する
  • Audience Networkが唯一の収益化ソリューションである場合は、この設定を使用して収益を最大化する

CPMとフィルレートの推定値

CPMとフィルレートの予測値は現在のところ米国のトラフィックに基づいていますが、設定を変更するとグローバルなリクエストに影響があります。

十分なトラフィックがある配置については、最適化設定のいずれかにマウスを合わせると、CPUとフィルレートの推定値が表示されます。値は過去の配置パフォーマンスに基づいており、配置の設定を変更した場合に予測される結果を示しています。

パフォーマンス最適化ツールを使うこと自体が収益に影響を及ぼしますが、パフォーマンスが推定値から逸脱する原因になるアクションがあることも覚えておきましょう。そのようなアクションは以下のとおりです。

  • 収益化ウォーターフォールにおけるAudience Networkの調整
  • 利用者に表示される広告の頻度/ボリュームの変更
  • 広告ユニットの変更(例: ネイティブ広告のクリック可能な位置の調整)
  • トラフィックの地域や利用者の組み合わせの変更(例: 広告リクエストを米国からイタリアに移動する)